<古本>LIFE AT SLITS(書籍)

帯付き。
状態良好です。

割れ目の奥は、複雑怪奇だ。
書かれた歴史は叫ぶ。
スリッツは、90年代の音楽地図を塗り替えた…?
下北沢で渋谷系を準備した…?
5年後の世界からは何でも言える。
割れ目のなかは想像以上にややこしい。
90年代最重要スポット、下北沢スリッツにまつわる証言集。

■要旨
スリッツは、87年に下北ナイトクラブという名前でオープン、88年にズー、94年にスリッツへと二度に渡る改名を経て、95年、移転を機に一度閉店したまま現在に至ります。
本書は、その9年間に渡る歴史を、店長・山下直樹の視点をもとに関係者140人の証言のみで構成したものです。
序章、物語は山下がズーで独自のプログラムを始めるにいたるきっかけのひとつ、西麻布はピカソの回想から始まります。
まだクラブというものの存在が一部の人間にしか認知されていなかった時代の貴重な証言は、藤井悟、荏開津広、松岡徹、宇川直宏、スケートシング、DJシモヤマ、DJクラッキなどが提供。
その後、山下は下北ナイトクラブへ入店、企画〜店長になっていきます。
その間の経緯はDJエンマ、DJヤス、ミヨリーノ、荏開津広、DJテシマ、DJ TKDなど内部の視点を元に再構成しました。
そして次の章では、山下が直接間接に関わらず提案して実現したイベントを詳細に見ていきます。
ピックアップするイベントは以下。
ズーのニューウェイヴ的側面を担ったDJヤスによる『クラブ・サイキックス』
日本の歌謡曲からマンボ、ラテンまでをクラブに定着させたコモエスタ八重樫らによる『パノラマ・キャバレー・ナイト』(パノラマ・マンボ・ボーイズが出演)
ジミー益子による日本初のガレージイベント『ガレージ・ロッキン・クレイズ』(初期のグレイト3、ジャッキー&ザ・セドリックスも参加)
アノラック、ギターポップなどをクラブに登場させた瀧見憲司の『ラヴ・パレード』(フリッパーズ・ギターとの番外イベントなども企画)
週末土曜をオールジャンルで爆発させた、渡辺俊美、川辺ヒロシ、DJシモヤマの『スーパー・ニンジャ・フリーク』(ここで東京ナンバーワン・ソウル・セットが形成される)
ズーのスカ/レゲエを担う当時スカ・フレイムスの長井氏による『ズート』(長井氏はその後、マイティ・マサとしてサウンドシステムを運営)
東京スカンクスのダビすけ率いる『クラブ・ヒルビリーズ』
DJエンマ、DJヤス、瀧見憲司、DJ TKD、Q' HEYという、ズーのニューウェイヴ(木曜日)を代表するDJが集まった『DU27716』
ムロやツイギーなど、日本のヒップホップを代表する面々が初めてオープンマイクでしのぎを削り始めた『スラム・ダンク・ディスコ』(荏開津広のレギュラー『チェイン・ギャング』の中の月イチ特番としてスタート)
ラヴ・タンバリンズが登場した『ブルー・カフェ』(主催は三谷昌平。ムードマン率いるウィードベースも出演)
スチャダラパー、ザ・カートゥーンズ、トンペイズなどで組織されるLBネーションがオーガナイズする『LBまつり』の11イベント。
もちろんこれ以外にもイベントは多数存在します。
ズーのロック的側面を担ったDJテシマの『フラット・ロック』『クロス・サウンド』や、その流れから出来たDJフルによる『100ギター・マニア』、そしてヴァイオレント・グラインドが主催する『ドランク・ツイスト720°』。
ソドムのザジや福富幸宏のハウスイベント『ハウス・オブ・ザ・ワールド』、『ジュピター』や、スカ・フレイムス初代ドラムのニッカによる『モンスター・グルーヴ』、音楽ライター小野島大が当時手がけていた雑誌『ニューズ・ウェイヴ』のイベント『ニューズ・ウェイヴ・ナイト』など、挙げ出すとキリがありません。
ピックアップした11個のイベントは、「証言構成」という方法論上、関係者が複数に渡るイベントを優先しましたが、それ以外のイベントも山下が詳細に解説しました。
そして、ズーからスリッツへ。
屋号を変更するにいたる山下自身の想い、また、ズーの方針に対する外部からの肯定的否定的両側面の証言は、リクル・マイ、DJヤス、荏開津広、今里、曽根、山下洋、青野利光、飯島直樹、宇川直宏らで構成されています。
スリッツになってからのイベントは、以下の4イベントをピックアップしました。
雑誌『米国音楽』が主催した『米国音楽ボールルーム』(フィッシュマンズ、バッファロー・ドーターなどバンドが多数出演)
リトル・クリーチャーズの青柳拓次らが中心となって主催した『ブリリアント・カラーズ』(ここでダブル・フェイマスが形成される)
キミドリや四街道ネイチャーらの面々が中心となってオーガナイズした『カンフュージョン』(ボアダムスのアイやスーパーボールなどもゲスト出演)
「フリーフォーム・フリークアウト」の小林弘幸と土屋恵介が主催した『サムタック』(A.D.S.、シーガルなどバンドは多数出演)がそれです。
そしてこれ以外のイベントに関して、山下に加え95年には現場を任されていた酒井雅之も解説しています。
ヘモ、ハック、ナホ、セイヌからなる『727』、ムードマン率いる『ダブ・レストラン』、クール・スプーンのイベント『ニュー・デリー』、『ブルー・カフェ』の次に三谷昌平が主催した『フォークニク』、ブッダ・ブランドの凱旋ライブもここだったECDの『チェック・ユア・マイク』、ドクター・トミーの『ジャングル・オアシス』、現在レコードショップ、ゼロやレーベル、エンジェルズ・エッグで活躍中の飯島直樹の『カラーズ&サウンズ』、寺尾、L?K?Oらによる『マイティ・マイティ』、酒井自身の企画『マンブーバ』、ダックロックらによる『フロム・アクロス・ザ・ターンテーブル』、仲真史の『エスケイプ』、岩城健太郎の『アップ・ザ・ジャンクション』などがそれです。
そして最後は移転にまつわる章。
スリッツは移転のためいったん閉店しますが、結局再オープンは果たせませんでした。
その理由は、山下本人も、本書を制作していく過程であらためて気付くなど、ひとの気持ちの複雑さ不思議さを知らされる章になっています。

※スリッツとは:
前身は下北ナイトクラブ、ズー。
93年12月にスリッツに改名。95年閉店。

■証言者一覧
青野利光、青柳拓二、アッキー、アニ、阿部周平、飯島直樹、イグニッションマン、石黒景太、ECD、イノマタ、今里、植地毅、宇川直宏、宇多丸、A.K.I.、荏開津広、M.C.BOO、エツコ、エリ、DJ エンマ、岡田崇、小野島大、太田浩、小山田圭吾、梶本聡、梶野彰一、片寄明人、カヒミ・カリィ、カジヒデキ、かせきさいだあ≡、川崎大助、川辺ヒロシ、神田朋樹、北山雅和、Q'HEY、キング3LDK、クボタタケシ、DJクラッキ、栗林慧、KZA、K-5、KEN=GO→、小池アミイゴ、小出亜佐子、光嶋崇、木暮晋也、小林弘幸、小林マサ、コモエスタ八重樫、ゴンザレス鈴木、斉藤圭市、酒井雅之、坂口修一郎、笹島桂、笹沼位吉、篠田智仁、ジミー益子、DJシモヤマ、シャシャミン、ジュードー、ジューシー、白根賢一、シンコ、シンゴスター、スケートシング、薄田育宏、曽根、スズキスムース、高井康生、高桑圭、瀧見憲司、タケイ・グッドマン、ダックロック、ダディ・O・ノブ、タナカタカシ、ダビすけ、チャーリー森田、DJ テシマ、DJ TKD、ツイギー、土屋恵介、ツッチー、ドクター西村、トミジュン、ドラゴン、仲真史、ナイチョロ亀井、ナガタヤスシ、ナマロイ、ニップス、ハスキー中川、畠山美由紀、浜田光風、パラダイス山元、日暮愛葉、ビッケ、平野栄二、ヒラノ・ブラウン、平見文生、藤井悟、古川フミオ、ボーズ、ホテイ、堀口麻由美、マイティ・マサ、マーチン、松岡徹、松田岳二、三谷昌平、宮川弾、マット-NY、ミヤギ、ミヨリーノ、ムードマン、ムロ、DJ YASS、山岸ケン、山下直樹、山下洋、山本ムーグ、ユウ・ザ・ロック★、ラス・ダシャー、リクル・マイ、ロッキン・ジェリービーン、ロッキン・エノッキー、ロニー・ヨシコ、ロボ宙、渡辺俊美

・LIFE AT SLITS_1219OUT_SPOT*
販売価格 1,500円(内税)
SOLD OUT

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