<中古>タージ・マハル旅行団=「旅」について (DVD)

帯付き。
状態良いです。

タージマハル旅行団 (Taj Mahal Travelers) は1969年に結成され、世界的な芸術集団フルクサスのメンバーであった小杉武久を中心に、土屋幸雄、木村道弘、永井清治、長谷川時夫、林勤嗣が参加している。
バイオリン、ダブルベース、チューバ、トランペット、マンドリンなどの伝統的な楽器を用い、演奏はすべて即興で行われたそう。
このDVDは1971年から72年にかけてタージ・マハル旅行団が行った、ヨーロッパ各地、インドのタージ・マハルなどへの「旅」の記録。
ストックホルム近代美術館にて開催された総合芸術展「Utopia & Visions 1871-1981」に参加するために日本を発ったタージ・マハル旅行団は、その後ヨーロッパ各地を周りインドのタージ・マハルへも向かうことになる。
鉄腕アトムの音響デザインなどを手がけた大野松雄により、この約1年間の旅が映画としてまとめられたもの。
武満徹、ツトム・ヤマシタ、ドン・チェリーも出演している。
DVD化にあたり、36年ぶりに大野松雄によって再編集が行われている。
1971からグループ体制で、デンマーク、フランス、スウェーデン、イギリス、オランダ、インド、イタリア、ギリシャ、トルコ、イラン、アフガニスタンなどを旅し、好きなところで演奏し、楽器屋に立ち寄り、ミュージシャン達と交流し、のらりくらりとすすんでいくように見えるのだが、何の旅なんだろう。
目的は、イベント、コンサートへの参加、タージマハル行き(ここに深い意味はないと思われるが)、など何とでも名目はある。
がしかし、一人一人にとって、旅の結果もたらしたものはなんだったのだろう。
貴重なドキュメンタリーフィルムとして残してくれたのは、自分達の記録のためだけではなく、得たものから他の人も何かを感じ、学ぶことができるようにかもしれない。
このドキュメンタリー自体、たのしむためにはとてもよいもので、当時の空気感、各国の雰囲気を感じとることもできる。
パキスタンからインドへは、第3次印パ戦争により国境が閉鎖されていたため、陸路は閉ざされ、空路で渡ることになる。
今、同じように旅することができたとしたら、何が異なってくるだろう。
DVDを観ながら、今の世界情勢を思い巡らしたり調べたりしつつ、わたし達も現在を旅するなら、約40年の年月を経て大きな収穫が今でも得られ、旅の目的も理解できるかもしれない。
また川崎弘二による詳細解説があり、背景やメンバーの活動についてもよくまとめられているので、
よく知らない人でもとっかかりとなる親切仕様です。

(Even time indefinite)

・Taj Mahal Travellers On Tour 1972
・Taj Mahal Travellers - Greece (1972)

・Taj Mahal Travellers Live Stockholm July, 1971
販売価格 2,000円(内税)
SOLD OUT

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